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細胞外代謝解析装置
細胞外代謝解析装置 Extracellular Flux Analyzer
 
	
	
(細胞外代謝解析装置 プライムテック XFe24 )
	
	
	
 
	
	
	
【用途の大要】
 専用のマイクロプレートで細胞や単離ミトコンドリア、組織切片などを培養しながら、細胞の主要なエネルギー代謝経路である解糖およびミトコンドリアによる好気呼吸の状態を、細胞に対して無侵襲の機構を用いて高感度かつ経時的に計測することが可能です。測定中の任意の時点で当該代謝系酵素の阻害剤などの薬剤をインジェクションすることで詳細な機能解析を行うことが出来ます。
	
	
【仕 様】
  
  - 分析法:フォトルミネッセンス法 
- 同時計測項目・ミトコンドリア呼吸活性指標:O2濃度  → 酸素消費速度(OCR)算出
    ・解糖系活性指標:H+濃度(pH) → 細胞外酸性化速度(ECAR)算出
- 計測対象サンプル接着細胞、浮遊細胞、単離ミトコンドリア、膵島、組織切片、小さな胚および胚様体(fish等)、
  酵母、線虫など
- 同時計測検体数 (ウェル数):24(うち4つはバックグラウンド計測用のため実質20) 
- ウェル底面直径:6.4mm
- ウェル容量:1000μl(試薬類のインジェクション後の全量)
- インジェクション ポート数:1ウェルにつき4つ 
- インジェクションポート容量:各75μL 
- サンプリング速度:14秒毎
- センサースポット数:1ウェルにつき1箇所
- 温度制御範囲 : 16〜42℃ 
- データ出力形式:Excel相互スプレッドシート 
- 制御コンピューター ・構成:本体内蔵タッチパネル式コンピューター
・OS:Windows 10
・制御ソフトウェア:Wave2.6
【使用方法と注意事項】
	- 未経験者は以下の項目を全て確認の後、必ず管理者による講習か講座内の経験者からの引き継ぎを受けた上で使用すること。
-  利用予約は前日準備で本体電源を入れる時刻から確保してください。「予約システム」(学内限定)
-  使用簿には予約した時間、測定時間の順に記入してください。(測定時間のみ料金請求。)
-  センサーカートリッジおよび培養プレートを順次本体へセットする際は、それぞれ蓋やハイドロブースターを外し忘れないようご注意ください。
-  使用方法と必要な消耗品別添の"管理担当より概要説明"(学内限定)をご覧ください。
	
	- 参考資料 ・簡易説明書(学内限定)
	
・機器パンフレット(学内限定)
・キット専用パンフレット(学内限定)
(※価格などについてはメーカー担当者に直接、もしくはメーカーHPにて確認すること。)
【利用料金】
-  利用規定により、予算振替にて徴収します。「料金表」(学内限定)参照
暫定改訂(7/15/2022)
 
生命科学先端研究支援ユニット 分子・構造解析施設